2010年06月25日

夕焼けもみないで。

本当になんにも考えないでただぼーっとする時間というのんが自分には時々必要で、
その事を徹底してできる、相応しい場所を新宿某所でやっとみつけて数ヶ月。心のオアシス。

平日、夕暮れ時のその場所は人も疎ら。煙草を一服できるスペースには私と、年配の奇麗な女の人。ふたりきり。ふとその人に目をやると女の人は静かに泣いていて、悲しんでいるその人の顔や、涙の流れ方やそれを拭おうとする仕草やその時の背筋や、全部が驚く程奇麗でしばし見入ってしまう。と、目が合ってしまい、反らすタイミングよりも早く
「悲しいんですか?」と聞いてしまった。

しまった。。。私。。
見ず知らずの泣いてる人に「悲しいんですか?」はないだろ、と自分でも思ったんだけど、その人の声が聞きたかった、というのもあった。ふと湧いて出る好奇心。これで何度か痛い思いもしているのに、、。

一瞬驚いた顔の後に小さく微笑んでくれて、「悲しいことばっかりが、山のように連なってますよ、毎日。」

とても細く、でも芯のある声。あぁ、思った通り。。この人、なんか、好き。と、漠然と思う。

会話の最後
「それでも毎日、夕焼けもみないで終わるのは嫌ですね。」って、その人のその一言で
なにか自分のスイッチが反応して、今度は私が少し泣いてしまった。

「あら、悲しいんですか?」と聞かれたので

「はい、悲しいことばっかりに尾ひれがついてる。。」って答えた後に、二人で笑った。
「じゃあ、その尾ひれを辿って今日は私にぶつかったのかしらね?」

嘘のようなほんとの話。

こういうことが日常の時々にある時、どんな嬉しい出来事が起こった時よりも、生きていく活力になったりするなぁ。と、ふと、思った。



posted by 見汐麻衣 at 11:51| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月30日

藤井よしえさん。

福岡で埋火を結成した当時からずっと埋火の活動や、個人の活動も見てくれてる人であり、色んなイベントに呼んでくれたりする中で個人的にも仲良くなって、叱咤激励、怒られたり、褒められたり、悩みを聞いてもらったり、なかなか会えなくなってからでも頻繁に連絡をとったりしてる中で、彼女が癌やということがわかった。
ずっと「わたしにできること」のみで考えていて、実際何かを考え出すと、なんて微力なものなんだと思ったりしてたけど、想う気持ちが集まったら凄い力になるんやね。だけどそれも個があっての話だものね。ひとつひとつの、ひとりひとりの想いって凄いんやね。
ボギーさん、井上さん、呼んでくれてありがとう。よしえさんを知ってても、知らなくても、そんなことじゃなくて、この日にこんだけいっぱいの人達が演奏するんやから、楽しみにきて欲しいです!みんなひとりで生きてるわけやないねんね。

そいえばこないだある人に「あんたみたいに、頭の中だけで想像して、考えて、それが具現化されたところで其処に誰かを揺らす程の感動や説得力は伴わないんじゃないの?もう少し自分に備わっているものを充分使ってやんなさいよ。頭ばっかり使ってんじゃないわよ。」って、言われた。

それがなんなのか今も考えて(あ、また考えてる。。)る最中なんだけど、
大きな、ぼんやりした○の中でぷよんぷよん漂ってる自分のイメージがずっと在って、
だけどその○が、最近どんどん鮮明になってきてて、大きさも変わってきている。
こんな抽象的な文章じゃどうしようも伝わらないけど、ブレるってことと揺れるってことは異なるんやなとか思ってます。なんだなんだ暑さのせいか?

話はそれたけれど、これ、みんなきてね!待ってます!!

〜ボギー(nontroppo)+井上(folk enough)共同企画〜
『〜藤井よしえ救祭ライブ〜治そうぜ!』

2010.7.4(日)
会場)福岡・VooDooLounge
開場)14:30 開演)15:00 終演)24:00
料金)¥2500〜+1drink order

出演)
■ nontroppo
■ folk enough
■ Limited Express(has gone?)(東京)
■ ゴトウイズミ+アコーディオン(広島)
■ 埋火(東京/大阪/福岡)
■ and young...(大阪)
■ uhnellys(東京)
■ ニーハオ!(京都)
■ DODDODO(大阪)
■ キャプテンセンチメンタルwith Rent:A*Car(MCエスヒロ+ア太郎+吉田肇+ヤスダケンイチ)
■ 雅だよ雅
■ 百蚊
■ とんちピクルス+オオクボ-T
■ 安増裕章(the camps)
■ 牧畜業者
■ 佐々木匡士(山口)
■ 浅田良(テッポーシン)
■ TALLBOY(MOTH)
■ ノウミヒロキ
■ ミワ
■ EEVEE
■ トロピカルダンディ西尾(ALOHA)
■ オクムラユウスケ
■ 藤田進也(ポカムス)
■ 藤井邦博(魚座)
■ 岡崎康洋(蝉)
■ コヤナギシンジ
■ accidents in too large field



●ガロリンズ、タイムマーケット、四次元、gigi、など。
福岡音楽シーンにおいて重要な人物である藤井よしえ。
現在、癌闘病中の彼女のため、慕うバンドマンが全国から集まり、
彼女を励まし、復活を願う祭り!救済ではなく、救祭です!
もちろんやるからには盛大なパーティーにしましょう!!!
当日の売り上げ金は全て藤井さんの治療費に回します。
ぜひともご来場ください。


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posted by 見汐麻衣 at 13:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月06日

生きるってこと。

福岡行ってきました。「治そうぜ」出演できて本当に本当に本当に良かった。

長い事、歌をうたったり、演奏したりしてきた中で、この日初めて、自分の感情に支配されすぎて
まともに演奏もできなかった。
だけど、今まで歌ったり演奏してきた中で、
こんなに一人の人のことを思って歌を歌った日もなかった。
とにかく歌だけはその人に絶対届けたいって思ってとにかく歌をうたった。

よしえさんはその瞬間まだ会場にはいなかったけど、この日このイベントに出れて
歌うってことがどういうことなんか、形もなんもないそれそのものに、少し触れた気がした。

終わってすぐに「ひどいライブをしてしまった」と落ち込んでいたんだけど、
イベントが進むにつれて、私が考えている「ひどいライブうんぬん」がしょうもないことに思えた。

みんなただただ、真剣に本気で、よしえさんのこと想ってやってるんやもん。
それやのに、自分のちっさい気持ちに支配されて落ち込むなんて、なんだかそれは違うよなと、思ったんです。

どの出演者の人達も本当に、まっすぐにただ音楽をやっていて、(本当に”おんがく”がいっぱいあった)
それがうまいとかへたとか、そういうことではない、ほんとにそういうことじゃない音楽が、
この日はいっぱい鳴っていて、
よしえさんが、今日までやってきた色んなことがこうやってたっくさんの人を集めて、
そこでみんなが本気で声をだして、手を叩いて、笑ったり、酔っぱらったり、しているエネルギーに
ずっとあてられていました。

久しぶりに会ったよしえさんは最後に会った時より少し痩せていたけど、とにかく凄い奇麗になってた。
話していると相変わらずのよしえ節炸裂で、こっちが元気もらってしまう始末。。

生きるってこと、死ぬかもしれんってこと、
この二つのことは、どちらか片方で成り立ってるわけじゃないってこと。

この日会場にいたたくさんの人が奇麗事じゃなくって、そのことを感じて、考えているその中で
本気で、「治そうぜ!」って言うて、想ってるんやってことを、
イベントが進んでいく中で感じれたりもして、ぐおーってなる。
出演できて本当によかったです。

よしえさんのエネルギーは半端じゃないからね。すごい。
また一緒にライブしようと約束した。今年中にもう一回。

実現させるよ!



posted by 見汐麻衣 at 13:39| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月20日

書きたい事がたくさんある。寿司雑記。

今朝、東京戻り。久しぶりに深夜バスに乗った。高速を走りながら、徐々に街の灯りが乏しくなり、闇の中に入ったときの本当の夜。の、空と山の黒い影。月の明かりもなくて、宵闇の中に山々の線が見えてきたとき、空との境目を作るあの風景が幼い頃から一番おちつく。ずっと見ていると心がスッキリするというのか。瞬きするのを忘れていたらコンタクトレンズがとれて焦る。小さな音でずっと金延幸子「み空」を聴く。隣の外国人のイビキが「あ〜は〜イエー」って聞こえて仕方なかった。

京都はとても蒸し暑かった。BIKKEさんと待ち合わせをして、美味しいサンドイッチを頂く。色んな話を聞いてもらう。私は、迷っている。色んなことを。いつも。そのままそれが人間にでるのは仕方ないと思うのだけど、そういう小さな自分の中の揺れをBIKKEさんは静かに聞いてくれた。誰でもいいわけではない。言葉も慎重になったり、流れるままに支離滅裂になったり。悩みとは違う、揺れのようなものが30歳になったとたん頻繁に起こっている。ということはここ一年ずっとそういう時期なわけであり、かといってネガティブなものではなかったりもする。何かが終わろうとしてる気配や、始まろうとしてる気配に敏感になってるだけかもしれない。


喫茶店を出て、ふちがみとふなとさんのLIVEを観る。最高だった。
そのままアバンギルドに戻り、自分のLIVE。ふちがみとふなと終演後に観にきてくれたじゅんこさんに「随分変わったねぇ。」と、ひとこと。以前ご一緒したのが2006年。少しはましになったかな。どうだろう。まだよくわからない。ひょっとしたら死ぬまでわからないものなんだろなと思う。


翌日、大阪。サイケデリックサマーデイズ最終日。今回はとてもゆっくりゆったり演奏してみました。「遠距離なのによく、続きますね。」と毎度毎度言われる。もう慣れてしまってあまり大変だとかは思わないようになっているが、実際おのおのの生活の基盤(場所)が違うだけでも音は変わるんじゃないかと最近よく思う。久しぶりにスタジオに入ったりするとその温度差のようなものを感じる事はよくある。だけど、それが今となっては埋火のもつサウンドだったりするのかな、と、思う。

自分のイメージやらを音にしたとき、それを信頼して鳴らせるっていうことはバンド特有のものじゃないのかとか。固定メンバーで同じ曲をずっと演奏するって、よーく考えるとちっさな危うい共同体となって、子供(曲)を育てていく行為のようななんやかんや。子供がグレるときもあるし。。バンドって不思議やなぁとか、楽屋でぽかーんとしながら考える。演奏後DODDODOが楽屋にきて「めっちゃよかったで!」とひとこと。DODDODOは花の79年組(と、私達は勝手にそう思っている。。)の中でも最高にかっこいい。やってる音楽は異なれど、いつもシンパシーを感じてエネルギーをもらえる。JOJOさんとも久しぶりに話せた。えでぃさんとも久しぶりに会った。マキーラドーラも4年振りだった。終演後に「めっちゃよかったで〜!おすしさんにとってうたはなに〜?」と聞かれた(もちろん英語)英語が達者でない私は思いつく単語を並べ「マイライフ」と答えた。「おおう!素晴らしい!」と握手。自分で言うておいてなんだがマイライフって私の人生やんな。と、大げさやなぁと思ったけど、英語やとその二文字が一番ピタッとくる気がした。

山本さんが来ていたので、京都でもデュオやりたい旨を伝える。
時間は待ってくれへんから、いつ死ぬかもわからへんし、やりたいこと全部やったがええ。というようなことを話す。以前、JOJOさんからも同じ事を言われた。
やりたいことは山のようにある。だったらやればいい。ほんとに、そうだよなと、最近は黙々と計画を立てるより先にやっている。きっと、それらが形になって人様の前に提示できるようになるにはもう少し時間を要することばかりだけどやらなくちゃ、誰かがみているとかみていないとか関係なく、自分のやりたいことは自分にしかできないこと。


今回の京都/大阪はなんだかとても充実していた。
夏が始まって、相まって、余計にそうおもうんかもしれないな







posted by 見汐麻衣 at 11:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする