2020年03月03日

2020年3月2日(月)

「これは本当にオススメ!」
「めちゃくちゃいいんで是非!」
「これ聴かないと(読まないと)とかダメですよ!」

音楽や本を勧められる時の常套句にウンザリしている自分がいます。
どうしたことか。これも老いというものか。右から左へ受け流せないのか。イヤダイヤダ。

喫茶店で一服していましたら後ろの席から聞こえてきた。
「これ、よかったら。」
「私に?」  私すなわち野次(うむ、何かあげたのか)
「うん。読んでみてほしいなって思って、プレゼント」  (本か!本かぁ......)
「あぁ...ありがと」 (あんまり嬉しそうじゃないじゃない!どんな本だ、振り向きたい......)
「なんとなく、これから僕のこと、僕が何を考えているかわからなくなったりした時、そういえばって思い出したら読んでほしいんだ。
時間がかかるかもしれないしわからないかもしれないけど、これ持っていて欲しいと思って」
「うーん...よくわかんないけどありがと」

こんな、こんなこと言いながら本を贈る人って本当にいるんだな。
キザ!と一瞬思ったんですが、その後ハッ!とした。ワタクシ、過去に作った曲に「と、おもった」という曲がありましてですね、
もしかしたら彼はこの曲の主人公の女性に本を贈った男性なんじゃないか!と、嘘が本当になるその瞬間に今いる!という人様にはわけのわからん、私にだけしかわからない興奮を与えてくれました。

ツラい日々に一服の清涼剤。
またこれも日々のたまもの。
なんとなく、気持ちが上向きになる出来事でした。






posted by 見汐麻衣 at 22:22| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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