2019年06月26日

しょっぱい。

ビールを呑んでしまった。今、昼14:30。
そして泣きながらこれを書いている。

今秋発売予定の7epに向けて曲を作っているのですが、作れば作るほど遠ざかるものがあり困惑しながらもやっている。
別にそれはどうでもいい。いや、どうでもいいことはないが苦悩すりゃ必ずいいものができるわけでもないし、周りを探しても解決策は何処にもなく結局自分の中に戻ってくるだけのはなしなのでいいのです。以上愚痴です。
朝から作業するも調子が悪く、ええい、一杯だけとビールを呑んだ。

昨日の朝、小田さん(なぎ食堂店主)と「なぜ(日本の)女性のssw(売れまくっている人以外)は作品の批評がないのか?作品として過少評価されすぎじゃないか?例えば〇〇とか△△とか旬じゃないとか時代が求めてないとかそういうものは論外なの?金?金か?語るに値せずなのか?」という話になりお互いの思うことを話す中で小田さんが「それやったら俺は中島みゆきの特集をしっかり組んで考察してるもの読んだことないわ。すごいで、あの人」という話から中島みゆきの話になる。

当時、中島みゆきのオールナイトニッポンか何かに送られてきた手紙がきっかけで作られた曲だと小田さんに聞いて、youtubeを開き昨日の話を思い出し中島みゆき ファイト!で検索。

「なにこの曲......。」ウワーン!←イマココ。

初めて聴いたわけではないのですが、歌詞を最後まで読んだのは初めて。
中島みゆきという人を改めて意識したのも今日が初めて。
知っている曲は多く、『ひとり上手』という曲は好きでカラオケでも唄います。しかしこんなに中島みゆきという人の作ってきた作品を今になって調べて聴いているのは初めて。

確か本棚にあったはずと、昔に買った週刊現代Specialを取り出し読む。
中島みゆきを語る八神純子と上柳昌彦、田家秀樹の鼎談。
「1975年5月の『ポピュラーソングコンテストつま恋本選会』で初めてお会いした」とは八神純子氏。
「『時代』という曲が発売された1975年は重要な年なんです。『キャロル』が解散し、吉田拓郎、井上陽水、泉谷しげる、小室等が『フォーライフ』を立ち上げた年。そして75年は女性のシンガーソングライター(SSW)が多数出てきた年です。もっというと75年に(女性のSSWが)花開いた年」と田家氏。
70年代初頭に荒井(松任谷)由実、五輪真弓、その後に尾崎亜美、渡辺真知子、そして中島みゆきなどが出てくるわけです。
70年代に色々なスタイルで自作の曲を歌うSSWが出てきてその中に『時代』という曲がある。
この雑誌は『時代』という曲のみにスポットを当てて鼎談しているので私が今泣いて聴いている『ファイト!』はあまり関係ありませんが、
上柳氏が発言している「(オールナイトニッポンで当時のディレクターが)『時代』をかけると『私のためにかけてくれてありがとう』という人が多すぎて困るんです。この曲は自分のためだけに中島みゆきが届けてくれたんだと感激するリスナーが多く、意味を持ちすぎて軽々しくかけれない」と。それに対し田家氏が「曲をかける時期やタイミングを読み間違えると影響力が大きいだけに意図したものと違った受け止め方をされる」と仰っています。

歌謡曲が大衆に向けたものだとすれば、SSWの登場というのは、歌が民衆から個へ向けたものへと変わっていく時代でもあったのかと思うとどちらも「みんなのうた」であることは変わらないのに、全く異なるものだと思いまして。ラジオやTVでしか聴けなかった音楽が、ウォークマンという商品が発売されて以降聴かれ方も変わっていくように歌われる言葉もまた少しずつ変わっていくわけで。そう思って改めて『ファイト!』を聴くと歌詞(言葉)の発露が職業的視点(世の中を見つめる目)なのか、個人的視点(世の中を作っている人間を見つめる目)なのかの差は大きいなと思いつつ、今3杯目のビールを呑んでしまったのでもうこれは雑談でしかないのですが世の中でも個人でも見つめ観察し掬い取る部分、その眼差しが自分主体ではないように見えて自分もその時代を生きる旬な人間であり結局自分も出来上がった歌に含まれているわけです。なに、それ。ごめんなさい。酔っ払ってきているのでもう終わります。

ただ、私が言いたかったことはひとつ。

ファイト!
闘う君の唄を 闘わない奴等が笑うだろう
ファイト!
冷たい水の中を ふるえながらのぼってゆけ

という言葉を生み出す人のまなざしに、博愛という言葉以上のものを感じてしまうということです。
こういう言葉を綴れる人は多分、クラスの中心人物ではないのよ。追い詰められた人間のまなざしと閃きを言葉にすることは難しいのかもしれないな。だってそれは理屈で埋められる言葉はそぐわないもの。

でも、ウワーン!ってなった歌詞はここじゃないんですが。

どの時代を生きるひとにも残り続け伝わるものは、「詩」と「うた」だけじゃないかと思う。
人間が考えあぐね悩み続けることはずっと変わらないのね。進歩も退化もないものなのかも。




posted by 見汐麻衣 at 16:28| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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