2016年02月20日

IF YOU WERE THERE

毎日一日の用事を済ませた深夜、寝るまでの間、飲酒をしながら音楽を聴くのが最近の楽しみです。




この2曲は延々聴いています。
しかし、youtubeって本当になーーんでもあるんですよね。いや、ないのもあるけど。ないと嬉しかったりするけど。
posted by 見汐麻衣 at 02:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月22日

消えてゆくもの。

歯医者の帰り、4ヶ月前まで暮らしていた町を散歩。
8年住んでいた家は新しい借り手が見つかっていた。
いつも野菜を買っていた八百屋に野菜が並んでいなかった。今月いっぱいで閉めてしまうという。
家族で営んでいた本屋が閉店していた。
空き地だった場所、以前は色んな花が咲き乱れており、花の名前は解らずとも匂いを嗅ぐたびに春夏秋冬を感じさせてくれていたのだが全てなかったかのように其処にはマンションが建設中だった。
3軒あった花屋は1軒になっていた。
煙草屋もなくなっていた。
小さな商店街でも、たった4ヶ月の間に静かに消えていくものや変わっていくものがこんなにあるのかと思う。
いつのまにか違う店になっていたりするとき、以前其処がなんだったのか思い出せないことが多々ある。
気にもとめないくらい町に馴染んでいたもの。
大きな声でおしまいを伝えることもせず気付くか気付かないかくらいの張り紙をいちまい、シャッターに貼られているのをみたとき、胸に込み上げてくるものはなんなのだろう。

暮らしていたときには気にもとめなかった感情。
週に2、3日、昼をとっていた蕎麦屋に入る。「お久しぶりですねぇ、最近いらっしゃらないんでどうしてるのかと思いましたよ。」と声をかけられた。初めてだった。

蕎麦を啜りながらこれまた味わったことのない感情が沸いてきて少し泣きそうになった。








posted by 見汐麻衣 at 20:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月23日

かなわない、たまもの。

23歳の春、神蔵美子『たまもの』(筑摩書房)を購入した。
二人の男の間で揺れ動く自分を捉えた私写真、二人の男との関係を綴っていく日記。
23歳の私は「なんてわがままで、自分勝手な人なのだろう」と読み進めるうちに腹が立って仕様がなかった。
と同時に、「なんでこんなに自分に正直に在れるのか、人様の目など怖くはないのだろうか」と、羨ましい気持ちも感じていた。年を重ねながら読み返すうちに否定的な感情はなくなり、「なんてわがままで、自分勝手でそして、強い人なのだろう、この強さはどこからくるものなのか」という疑問。自分の内包する脆さ、言わなくてもいいようなことを強く押し出せる(魅せる)こと、それを作品にできることへの憧れが増していった。

去年の冬、植本一子ちゃんから「自費で作ったの、ミシオさんよかったら。」と、『かなわない』というタイトルの本を貰った。一子ちゃんは写真家で、6,7年前に知り合ったとき、当時私がやっていたバンドのライブに来てくれたり、家に遊びにきてくれて私の写真を数枚撮ってくれた。「ミシオさんの写真、営業で使ってるの。評判いいよ〜、ありがとうございます!」と、現像した写真に一筆添えて送ってくれた。今も大切にとってある。
当時の彼女の興味のある物、人に対する好奇心の強さに少し圧倒されながらも惹かれている所があった。それ以降あまり会うこともなかったのだけれど、共通の友人が多いこともあってここ数年で顔を会わせる機会が増え、彼女は当時からすると仕事も忙しそうにみえ、子供も大きくなり幸せそうで、ハタからみていると順風満帆に見えた。見えていたからか、余計に『かなわない』を読み終えた後、「よくわからない」と思った。

人は、相手と笑顔で接するとき、その心の内でも同じように笑っているのかといえばそうではなく、人に伝えることのできない酷く、醜い感情を飼いながら笑顔にもなれるのかと、一子ちゃんの笑顔に屈託のなさだけを感じていた自分の人の内側を見る目のなさにも落ち込んだのだが、彼女が文章で綴っている内容とは異なる〈顔〉をみせていられることに驚いた。距離の近い人なら微妙な変化にもすぐに気付くものだとは思うのだが、彼女の顔は、笑顔は、会う度にひとなつっこく、最初にあった頃となにもかわらないと思っていたから。ただ、時折みせる暗い顔の理由を聴きだすような関係ではないと思ってもいたのでみてみぬ振りもしたこともあった。

『かなわない』を読みながら何故こんなに赤裸々に書けるのかと、しばらく考えていた。
自分だけのことならまだしも、相手のある出来事は相手をも巻き込むことで、その人にも少なからず影響があるのではないかと余計な老婆心が湧き、自分の生きかたを晒すことによって生きかた(未来)を得ようとするように感じ、それは自己愛を満たすためだけの行為のように思え、嫌悪感があった。「よくわからない」という思いだけが残り、わからないから何度も読み返していた。
読み返すうちに神蔵さんの『たまもの』を思い出した。
本棚からひっぱりだし、『かなわない』と『たまもの』を同時に読み進めていた。
同時に読み進めながらどちらの本も〈淋しさ〉というものに痛々しいほど真摯に向き合っているのではないかと思った。向き合うというより、淋しさを掴もうと足掻く行為。対決しようとする気持ち。
この2冊に共通して感じたもの。読みながら何故胸が苦しくなるのか、少し泣いてしまうのか、時折怒りを感じてしまうのか「わからない」と思っていた一子ちゃんの文章がぐいぐいと自分の中に入ってくるのを感じ、さもしい自分の物の捉え方を少しだけ変えてくれた。

装丁も改められ本になった『かなわない』(タバブックス)を久しぶりに読んだ。
愛することの淋しさ、男が気付かせてくれる淋しさ、家族をつくることの淋しさ、暮らしていくことの淋しさ、生きることの淋しさ。
〈淋しさ〉がなんなのか、こんなに丁寧に教えてくれる本はないと思った。
「叶わない」なのか、「敵わない」なのか、どちらの意味もあるのだろうか。
今度、きいてみよう。

本の見開きに一子ちゃんの一筆が入っている。
「愛はこういうことだよ」
こういうふうに言いきれる強さ。
清々しさを持つことができる時間を、自分の素手で掘り続けているのだろう。




















posted by 見汐麻衣 at 23:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月24日

見汐麻衣SOLO TOUR

久しぶりに一人で行きます。久しぶりにやりたくなりました。
家で粛々と曲を作ったり、本を読んだり、これからのことを色々思案していたら、
以前は当たり前のように色んな土地にお邪魔して演奏させてもらっていたことを急に思いだしまして、
また会いたい人達や、これから会える人達に会いたいとも思い、各々の土地でお世話になり続けている方々に組んで頂きました。ほんとうにいつもありがとう!

当初はひと月くらいで10カ所程回ろうと思っていたのですが、予定の調整がつけきれず(一人でやっていると管理能力の乏しさがこういうところにでます。)今回4カ所で久しぶりに演奏させて頂きます。楽しみです。

寿司日記を読んで頂いているみなさま、そうでない方も、ご来場お待ちしております!

●4月1日(金) @名古屋 大須モノコト
「PartlyCloudy」
OPEN19:00/START19:30 Charge\2,300(+1D)
ACT▼
見汐麻衣
tomoyo


大須モノコト
予約→prism4836@gmail.com
(日程/お名前/枚数を明記の上送信下さい。)

名古屋で、今までに行ったことのない所でやりたいなと思っていたら、
吉田さんという方が組んでくださいました。ありがとうございます。
楽しみです。


●4月2日(土) @京都 木屋町アバンギルド
「Loveletter vol.3」
open 18:30 start 19:00
adv \2000 / door \2500 (+1drink) 関西圏外からお越しの方、学生の方は500円off!(要予約)
ACT▼
見汐麻衣(MANNERS,アニス&ラカンカ)
渚のベートーベンズ
The Pyramid(名古屋)

Loveretter サイト
予約→loveletterfmpop@gmail.com

アバンギルド、久しぶりです!企画はおとぼけび〜ば〜のドラムでもあるpopさん。呼んでくれてありがとう!

●4月3日(日) @大阪 本町HOPKEN
open15:00/start15:30 前売¥2,300/当日¥2,500(共に+1D)
ACT▼
見汐麻衣
Alfred Beach Sandal

[DJ]
シャンソンシゲル


HOPKEN
HOPKEN杉本君(そしてスタッフの皆々様)には本当にことあるごとにお世話になっています。詳細決まったらお知らせします。


●4月7日(木) @福岡gigi
「meals vol.8」
open20:00/start20:30 投げ銭
ACT▼
見汐麻衣
イフマサカ
永尾暁
DJ:ミヤガワエレクトリック808


cafe&bar gigi
久しぶりの福岡。SOUTH POP主催、ハルコさんに組んで頂きました。gigiに行くのも久しぶりです。


お待ちしております!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


posted by 見汐麻衣 at 14:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 見汐麻衣SOLO LIVE | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする