2016年01月05日

わからないこと。

鷲田清一著書「ことばの顔」(中公文庫)読み返す。

『(前略)暗中模索という言葉がある。五里霧中という言葉もある。そんな中で、どうしても言葉にならないような感情に浸されると、ひとはまるで唸りごえをあげるかのように「ムカつく」や「しんどい」といった言葉を口にするのだろう。どんな語でもいいのだ。唸りになれば。(後略)』

『わからないことの存在に気付くということ。そこからこそ本当の『わかる』といういとなみが始まるのではないだろうか。偶然がかさなり、見通しもちゃんとつかないままに、なんらかの決定をしなければいけないというのは政治的思考のツネである。』

『生きるうえで大切なことは、わからないものにかこまれたとき、どう処するかの智恵であろう。』

鷲田氏の本は定期的に読み返しています。
自分のやろうとしていることは「曖昧なことを割り切るのではなく、曖昧なままに正確に表現すること」だと思っている。ただ、「生きていくこと」に付随する全てのものごとをその考えで押し通すのは難しい。
なぜなら……の後の言葉がまだみつからない。説明できない。
難しいと気付いたその先が一番肝心な部分だとわかっている。でも、まだわからない。説明できないことを説明できるようになるまでは話さなければいいと思うようになった。私はおしゃべりがすぎる。
時間を使えば知れること。それは時間の長さではなく、時間の深いところまでどれくらいいけるのか。時間を掘る作業はいつも「ひとりきり」であることが条件だとおもう。「わからないこと」をみつけるときも自力でないと意味がない。
posted by 見汐麻衣 at 23:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月06日

オーロラ/極楽(川端稔)

オーロラのアルバムでは『極楽』が好きです。
「イッタキリモドラン」という曲ばかりリピートして聴いている時期があった。
歌詞を掲載したくてCD棚を探すが見つからず。

このアルバムを聴く度に何故か「狂う」ということについて考えてしまう。
それはネガティブなイメージじゃ全くなくて、とってもポジティブなイメージ。






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2016年01月07日

靴。

年明けの電車の中、シートに座った人達の靴を見ているとみんな奇麗ですね。おろしたての靴の人多く見ます。
今日は6人掛けのシートに座っていた人みんな男性で革靴。磨いてピカピカの人、ボロボロの人。型くずれしている人。靴(ハイヒールだったかな)は、小さな建築物と誰かが言っていました。
以前、コンバースのスニーカー(限定のもので大切に履いていたのですが)履き過ぎてボロになっていたとき、知人に「靴、汚い。」と言われ、本人は特になにも思わずに言ったとわかるんですが、その日一番ショックでした。
大切にすること=随時洗いながらはきつぶすことだったんですが、そこに「手入れをしながら」が加わりました。
なので、言われてから翌日すぐに靴磨きセットを買いました。
どんな気分のときでも、足下を奇麗にしておくだけで幾分かは心身ともにシュッとします。
posted by 見汐麻衣 at 23:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月08日

『うたのしおり6』やります。

不定期で行っている企画「うたのしおり」を久しぶりに開催します。
みなさまのご来場お待ちしております。素敵なフライヤーも作りました。何処かで見かけたら是非、手にとってほしいです。

2/27(土) @八丁堀 七針
開場19:00 開演19:30
前売2,500 当日2,800  定員40名
【mai mishio presents うたのしおり 6】
ACT▶︎見汐麻衣
GUEST ACT▶︎曽我部恵一

ご予約:八丁堀 七針
yy@ftftftf.com
(日程/お名前/枚数をご明記の上、送信ください。)

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『うたのしおり』とは?

『うたのしおり』は、〈そのときにうたいたいうたをうたう〉という趣旨で毎回ご一緒したい方を一組ゲストに招き行っている企画です。6回目となる今回は、曽我部恵一さんをお迎えします。

「誰かの、永い友達になれるような作品を作れたらそれでいいんだ。それが大切なことなんだ。」と漫画家の永島慎二さんが語している本と出会った16歳の冬。〈永い友達〉ってどういうことだろう?ということを考えていた同じ時期、福岡のレコード屋でサニーデイ・サービスの『東京』というアルバムを見つけ、ジャケットに惹かれて購入しました。新しい音楽と出会い、ひとりで聴く行為は、16歳の私にとって〈いろいろなことから解放される時間〉でもあり、また〈いろいろなことと対峙する時間〉でもありました。
切実に音楽を欲していた時期でもあったんだと思います。家に帰りCDを聴いていると胸がすいていくのを感じました。同時に、自分にとってこの作品は〈永い友達〉になる音楽だなと直感したのです。『東京』を聴きながら永島慎二さんの言葉がふっと像を結び、自分もそういうものを作れたらと思いはじめ、思い続けて今に至ります。今回、曽我部さんをこの企画にお招きできてとても光栄です。

特別ではない普通の一日の中にも必ずハイライトがあると常々思って過ごしているのですが、(なんとなく見上げた空があまりにも奇麗だったことがそれかもしれないし、映画やライブを観に行った帰り道か、はたまた喫茶店やお酒の席で耳にした隣の人達の会話の中にそれがあるのかもしれません。)それらは自分にとって栞を挟んでおきたい〈瞬間〉だと言えるかもしれません。実際は栞なんか挟めないんだけれど、心に留めておきたくなるその時をそう例えてみます。大袈裟に聞こえるこかもしれませんが、その〈瞬間〉は、聴く人の人生を刺す注射針のようであり、アフォリズムであると思っています。
〈うた〉も、とめどなく流れていく時代や時間の中に現れてはすぐに消えていくものかもしれません。しかし〈うた〉には、聴いている人も、唄っている本人さえも、心を掴まれてしまう〈瞬間〉があるものだと思ったりもしています。

みなさまのご来場お待ちしております。

見汐麻衣

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「うたのしおり」@八丁堀 七針 pastLIVE
2010.7.6 Vol.1 GUEST:山本精一 /見汐麻衣×石橋英子×山本達久
2010.12.22 Vol.2 GUEST:奇妙礼太郎/見汐麻衣 (交合に歌っていく夜)
2011.9.4 Vol.3 GUEST:phew+山本久土/見汐麻衣+山本達久
2012.3.18 Vol.4 GUEST:朝生愛/見汐麻衣
2014.1.19 Vol.5 GUEST:アニス&ラカンカ(mmm+見汐麻衣)
posted by 見汐麻衣 at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 見汐麻衣SOLO LIVE | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする